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ブランドバーグ水晶について

ブランドバーグ水晶(Brandberg Quartz/ブランドバーグクォーツ)は、ナミビア北西部のBrandberg Areaで産出する水晶として知られています。一般に「ブランドバーグ水晶」と呼ばれる標本の多くは、Brandberg Mountainそのものではなく、その西側に位置するGoboboseb Mountains(ゴボボセブ山地)、とくにTafelkop周辺から産出しています。「Brandberg」の名称は、この地域の水晶を示す産地名として鉱物標本市場で広く定着しています。

Goboboseb Mountainsでは、白亜紀前期のEtendeka Groupに属する玄武岩や火山岩中に形成された晶洞・空隙から水晶が産出します。無色透明の水晶をはじめ、アメシスト(紫水晶)、スモーキークォーツ(煙水晶)、さらに紫色とスモーキーな色調が一つの結晶内で組み合わさったスモーキーアメシストなど、多彩な水晶が知られています。

ブランドバーグ水晶の特徴として、鮮明な色帯やゾーニング、内部ファントム、両錐結晶、セプターや逆セプターなど多様な結晶成長が見られます。また、結晶内部に液体と気泡を含む流体包有物が見られる標本もあり、気泡が動くものは一般に「水入り水晶」やエンハイドロと呼ばれています。赤鉄鉱など他の鉱物をインクルージョンとして含む標本も知られています。

当店では、Goboboseb Mountains産のアメシストやスモーキーアメシストを中心に、流体包有物と可動気泡を持つ水入り標本、日本式双晶など、さまざまなブランドバーグ水晶を掲載しています。紫からスモーキーへ変化する色彩、透明度、ゾーニング、内部ファントム、インクルージョンや結晶形など、一点ごとに異なる特徴をご覧いただけます。