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炭素質隕石
炭素質隕石(炭素質コンドライト/Carbonaceous Chondrite)は、水や有機物を多く含み、多くは熱変成の影響が小さいため、太陽系初期の「原始的情報」をよく保持する隕石です。同じ炭素質コンドライトの中でも、CK群や一部CV群のように強い熱変成を受けた例も知られています。母天体における低温での水和作用によって揮発性成分や有機物が保存される一方、高温環境で形成されたCAI(カルシウム・アルミニウム包有物)のような初期太陽系物質も含みます。分類は主に化学組成や同位体比に基づき、CI、CM、CO、CV、CR、CK、CH、CB などのグループに分けられます。オーストラリア産マーチソン隕石などからは多様なアミノ酸や核塩基が報告されており、隕石が地球生命の原材料を供給した可能性を示す重要な証拠のひとつとされています。このように炭素質隕石は、生命起源や太陽系初期環境の研究対象として非常に貴重であると同時に、コレクターにとっても高い人気を持つ標本です。エヌズミネラルは国際隕石学会および国際隕石コレクター協会(IMCA)の会員で、学術研究機関様への納入実績も多数あります。
