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炭素質隕石
炭素質隕石(炭素質コンドライト/Carbonaceous Chondrite)は、水や有機物を多く含み、多くは熱変成の影響が小さいため、太陽系初期の「原始的情報」をよく保持する隕石です。(ただしCK群や一部CV群は熱変成が強い例があります)母天体での低温の水和作用によって揮発性成分・有機物が保存される一方、高温で形成されたCAIのような初期太陽系物質も含みます。分類は主に化学組成や同位体比に基づき(CI、CM、CO、CV、CR、CK、CH、CB)などのグループに分けられます。マーチソン隕石などからは多様なアミノ酸や核塩基が報告されており、隕石による生命起源説の有力候補でもあり研究対象としても貴重な存在です。エヌズミネラルは国際隕石学会と国際隕石コレクター協会(IMCA)の会員で学術研究機関様に多数の納入実績をもちます。
