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岩塩
岩塩(Halite/ハライト)とシルビン(Sylvite/シルバイト)は、ともに蒸発岩中に多量に産出する代表的なハロゲン化鉱物で、それぞれ塩化ナトリウム(NaCl)と塩化カリウム(KCl)を主成分とします。どちらも等軸晶系に属し、典型的には立方体の自形結晶や塊状・粒状集合として産出します。岩塩は無色〜白色がもっとも一般的ですが、不純物や格子欠陥の影響により淡いピンク色、オレンジ色、青色などを呈することもあります。一方、シルビンは岩塩に比べて屈折率がやや高く、比重はわずかに軽いのが特徴です。無色〜白色のほか、微量成分の影響で黄色〜赤色、褐色を呈する結晶も知られます。これら二者は密接に共生し、カリウム肥料などの原料として重要な「カリ鉱床」を構成する主要鉱物です。どちらも水溶性が極めて高く、産地や保存条件によって風化・溶解しやすい点に注意が必要な鉱物です。
