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輝安鉱
輝安鉱(Stibnite/スティブナイト)は、化学組成 Sb₂S₃ を持つ硫化アンチモン鉱物で、斜方晶系に属します。鉛灰色〜鋼灰色の強い金属光沢を示し、長い針状〜柱状結晶が密集した束状・放射状集合として産出することが多く、大型結晶群は非常に印象的な外観を持ちます。モース硬度は2程度と柔らかく、やや延性があり、比重は約4.6と重い鉱物です。主に中〜低温の熱水鉱脈中で、石英や方解石、黄鉄鉱などと共に産出し、アンチモン(金属Sb)の主要な鉱石鉱物として古くから利用されてきました。結晶がよく発達した標本は、金属光沢と針状結晶の群生が顕著で、鉱物コレクターにとっても代表的な硫化鉱物のひとつです。
