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苦灰石
苦灰石(Dolomite/ドロマイト)は、化学組成 CaMg(CO₃)₂ を持つ炭酸塩鉱物で、三方晶系に属します。結晶は菱面体(菱形)を基本とし、湾曲した菱面体結晶、サドル状結晶(いわゆるサドルドロマイト)、粒状・塊状集合など多彩な形態で産出します。色は白色〜灰色が一般的ですが、鉄やマンガンなどの微量成分の影響でピンク色、淡褐色、薄緑色などを呈することもあり、透明度や光沢(ガラス光沢〜真珠光沢)にも産地差が現れます。産状としては、苦灰岩(ドロマイト岩)の主要構成鉱物として広く分布するほか、石灰岩がマグネシウムに富む流体の作用を受けて置換される「苦灰石化(ドロマイト化)」によって生成することでも知られます。
